【雨なのに乾燥してる?】「静電気=乾燥」の常識を覆す、長雨シーズンの自宅乾燥機がバチバチする理由

雨の日に乾燥機を使って乾かしたタオルのイメージ 心地いい暮らしのヒント

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「バチバチッ!」といきなり起こる静電気、イヤですよねぇ…

車のドアハンドル(ドアノブ)や、お店のドアや手すり、

だいたい同じ場所で起こりますが、うっかり忘れていると本当にびっくりします。

 

静電気は冬にたくさん起こるので、

「静電気=冬」とか「静電気=乾燥」というイメージがある方も多いのではないでしょうか?



静電気を意識し始めたのは小学生頃で

「静電気といえば、冬のカラカラに乾燥した時期に起きるもの」

という認識で30年ほど過ごしてきました。



ですが先日、その常識がガラガラと覆されるような体験をしたんです。



最近、何日も何日も雨が続いていて(とゆうか東京では9月29日の時点で観測史上最長記録の34日連続らしいですね、私の地域でも同じような状態)

家の中もジメジメ。


「これだけ雨が降っていれば、乾燥とは無縁だろうな」と思いますよね。


ところが先日、

自宅の乾燥機から乾いた洗濯物を取り出そうとしたら、「バチバチッ!」と激しい静電気が起きたんです。


「えっ!?こんなに高い湿度なのに?なんで!?」


窓際においてある温湿度計で湿度は91%


静電気が起こりやすい冬のカラカラに乾燥した時期ならともかく、こんなにジメジメした雨の日に静電気が起きるなんて、どういうこと?と

これまでの私の中での常識が常識でなくなった?という驚きと、なぜ?という疑問が浮かびました。

そして(出勤前で時間に余裕がないのに気になりすぎるので我慢できずに)調べてみたところ、
なんと学校の授業で習った「懐かしいあれ」が原因だとわかりました。

焦燥感やもどかしさで過ぎていく毎日ですっかり忘れていましたが、理由がわかって本当にスッキリしました。(けどまだ驚きの気持ちもある)

今回は、湿度が高いのに静電気が起きる、知ってしまえば「なーんだ!」と納得してしまう理由をお話しします。

 

原因は「湿度90%」の罠!夏と今では空気の中身が違う


「雨が降っていて湿度90%だから、空気は潤っている」

実はこれが、大きな勘違いでした。

天気予報でよく見る「湿度◯%(相対湿度)」というのは、「その気温の空気が、限界まで蓄えられる水分のうちの何割か」を表した数字です。

ここがポイントなのですが、空気は「気温が高いほど、水分をたくさん蓄えられる」という性質があります。(気温が高いほど空気の水分を蓄えるポケットが大きいイメージ。)

そのため、同じ90%でも、気温が低くなってしまうと空気中の実際の水分量(絶対湿度)は減っているのです。


なんとなく思い出したでしょうか?
学校の授業で習った「絶対湿度(空気中の水分の実数)」が、気温が下がったことで激減していたんです。


静電気は、空気中の水分を伝って逃げていく(バチバチッが起こりづらい)性質があります。


すこし気温が下がってきた今の時期は、空気中の(実数の)水分が減ってしまっているので、
たとえ雨が降っていても、夏に比べて圧倒的に電気が逃げにくく(バチバチッが起こり易く)なっていたのです。

原因その2:自宅だから気づいた!乾燥機から出した後の「急激な温度変化」

もうひとつの原因は、乾燥機から出したあとの衣類の「冷め方」にありました。

私は1年を通して自宅で乾燥機を使っているのですが、
夏場は部屋自体が暑いため、乾燥機から出したあとも衣類はゆっくり冷めていきます。
そのゆっくり冷めていくその間に、静電気は自然と空気中に逃げていくのだそうです。

それに対して気温が21℃前後の今の時期は、乾燥機のドアを開けたところから始まり衣類を取り出した時にも、冷たい空気に触れてどんどん冷やされていきます。

どうやら衣類や繊維の表面が急に冷やされると、物質の電気は動きづらくなるそうで、
乾燥機の熱風でカラカラになった衣類の中に「静電気が閉じ込められた状態」になってしまっていたようなのです。

「湿度も高いし、同じ乾燥機、同じ設定なのに、なぜ今静電気?」

その答えは、雨がたくさん降っていて湿度が高くても、気温が下がったことで空気中の水分が減り、衣類が急に冷やされる条件が揃ったからでした。

雨の日の乾燥機で静電気を防ぐ3つの対策


「気温が原因なら、もうこれから冬に向かってずっとバチバチするんだよね?」と不安になりますよね。

そこで今日からすぐできる簡単な静電気対策を調べました!3つご紹介します。

  • 洗濯のときに柔軟剤を使う(静電気と柔軟剤の関係性、考えたことなかった、、)
    柔軟剤の成分が繊維の表面をなめらかにコーティングし、乾燥機の中で衣類同士がこすれ合うのを防いでくれます。
  • 乾燥機にアルミホイルを丸めたボールを入れる(引っかかるやすいものはネットに入れることを忘れずに)
    アルミホイル(金属)が電気を通すため、乾燥機の中で発生した静電気を逃がすアースの役割を果たしてくれます。テニスボールくらいの大きさに丸めて一緒に入れるだけで効果があります。
  • 取り出す前に「手」を保湿する(乾いたものを取り出すのに少し抵抗があるけど)
    乾燥した手で触るとバチッときやすくなります。衣類を取り出す前にハンドクリームを塗るか、少し手を湿らせてから触るだけでも予防になります。

知っておくと得する!「空気と温度」のプチ豆知識

今回の「温度で空気の水分ポケットの大きさが変わる」という仕組みが分かると、普段の暮らしのこんな謎もすべてスッキリ解決します!

  • 【冬の洗濯物】なぜ冬は外干しで乾かない?
    冬は気温が低く、空気の水分ポケットが極端に小さいため、服の水分を吸い取ってくれません。逆に言えば、冬でも部屋の温度を高くすれば、ポケットが広がって服はみるみる乾きます。
  • 【夏の冷房】冷房を入れるだけで部屋がカラッとする理由
    冷房で空気がキンキンに冷やされると、水分ポケットが急激に縮みます。あふれ出た湿気は「本物の水」に変わり、エアコンのホースからすべて外へ排水されるため、冷房だけでも部屋の湿度が下がる。
  • 【冬の暖房と加湿】寒い部屋で加湿器を回しても意味がない?
    部屋が寒いまま加湿器をガンガン回すと、小さなポケットから水分があふれて窓ガラスの「結露」になるだけです。まず暖房で部屋を温めてポケットを大きく広げてあげることで、初めて水分が空気になじんで喉や肌が潤います。

まとめ:冬じゃなくても「気温が下がれば」静電気は起きる!

わたしは30年近く「静電気=冬の乾燥するもの」とすっかり思い込んでいたので、
「気温が下がれば、雨の日でも静電気の条件は揃う」というのには本当に驚きました。

もし、私と同じように「雨の日なのに乾燥機でバチッとした!」という方がいたら、それは気温と「絶対湿度」の仕業です。

 

今回も「ゆるっと+(プラス) 」な情報をお届けできたでしょうか

ゆるまるでした!

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